ピアスのしこりって放っておいて大丈夫?ピアスのしこりとは

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ピアスをしている人によく聞くのが「しこりができた」ということ。

ピアスを開けたことがある人は経験したことも多いのではないでしょうか?

気づいたらピアスのところにしこりができていた・・・

それもそのはずです。

しこりというのはピアスを開けた大半の人ができるものだからです。

このしこりは放っておいても良いの?と心配になる人もいることでしょう。

そこで、今回はそんなピアスのしこりに関してご紹介します!

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しこりができる原因

まず、しこりはすぐには取り除くことはできないことを理解しておきましょう。

しこりの主な原因は、いくつか考えられます。

・ピアスを開けた際にホールの内側にできた新しい皮膚が内部で固くなっている

・ピアスを開けたときに傷ついた細胞の死骸が中で固まっている

これらは時間が経てば自然と消えていくしこりです。

ただ、実は一言でしこりと言っても今紹介したようなしこりではない場合があります。

触ると痛みを伴うしこりの場合は注意が必要です。

そのいった場合はどのようなしこりなのでしょうか。

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●粉瘤(ふんりゅう)

これはアテロームとも言われる良性腫瘍です。

なかなかしこりがなくならないという場合に最も多い原因がこれと言われています。

本来は皮膚の古い角質や老廃物は垢として剥がれ落ちていきます。

ところが、それが皮膚の深い部分にある袋状の部分の中に溜まってしまうことがあるのです。

これが粉瘤の原因です。

粉瘤の場合、良性腫瘍ですので絶対に治療をしなければいけないというわけではありませんが、放置しているとどんどん大きくなることがあります。

飲み薬や塗り薬でおさまることもありますので、早めに病院を受診するようにしてください。

 

●肉芽(にくが)

肉芽とは炎症性の腫瘍の一つです。

人の体は異物が体に入ってくると免疫が働いて、炎症反応を起こします。

本来であれば炎症反応を起こすことで異物を外に排出するのですが、ピアスの場合は病原菌などではないので排除することができません。

そうなったときに異物を隔離しようと体が肉芽を形成するのです。

この場合は、一度ピアスを変えてみてください。

金属製のピアスを使っていたのであれば樹脂製のものに変えることで収まる場合もあります。

まずは原因と考えられるピアスを変えることが大切です。

また他にもそもそもピアスホールが歪んでしまっていて、肉芽ができることもあります。

そういった場合は、一度ピアスホールを閉じて新しいものを開けることをおすすめします。

 

ピアスを開けることでできたしこりも一概にこれが原因と言うことはできません。

痛みを伴ったり、なかなかしこりが治らないというときはまず病院で診てもらってくださいね。

初期段階であれば薬で治るものが大半ですが、しこりが肥大すると手術でしか取り除けなくなることもあります。

しこりができたときは痛みがあるか?どういったしこりなのかということを踏まえて、しっかり様子を見るようにしましょう。

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