今では多くの人が開けている「ピアス」。
ファッションの一つとして、若い人の間でもそれが当たり前になっていますよね。
耳にピアスの穴を開けるだけでも、片耳に一つずつという人から2つ3つと開けている人もいます。
そんな個性も出てくるピアスですが、今回はピアスの拡張についてご紹介します。
ピアスの拡張とは?
一言で言えば、ピアスの穴を大きくすることです。ピアスのサイズはG(ゲージ)という単位で表します。
普通のピアスはだいたい18G(1.0mm)で、拡張はゲージアップをしていきます。16G(1.2mm)から00G(10.0mm)までサイズは徐々に上がっていくのです。
拡張をするメリットとしては、小さいホールではできないようなピアスをできます。
そういった点からもファッションにこだわっている人に多くみられるものです。
拡張をする方法
さて、では拡張とはどのように行うのでしょうか?拡張の方法は大きく分けて二つあります。
●ピアスを使って拡張する
ピアスのサイズをだんだんとアップさせていく方法です。
ですので、いつものようにファッションピアスをつけながら徐々に拡張することができます。
今18Gのピアスをつけていて、16Gにアップしたいというときには、16Gのピアスに軟膏を塗って徐々に入れて行ってください。
軟膏は滑りやすくしてくれますので、拡張の際には使うことをおすすめします。
●拡張器を使って拡張する
名前の通り、拡張をするときに使うピアスです。
最近では拡張器にも色々なものがあり、オシャレの一つとして使用している方もいます。
拡張器の場合は、拡張器を1週間ほど入れてから、大きいピアスに付け替えます。
このときにももちろん、軟膏は使った方が良いでしょう。
拡張をする上での注意点
・ピアスホールが完全に完成した状態で行ってください。
ピアスホールが完成しているというのはホールの内部が通常の皮膚と同じ状態になっていることです。
赤くなっていたり、皮膚がめくれているときは行うのをやめましょう。
ホールが完成していないとトラブルを起こす可能性がありますので、注意してください。
・必ず1Gずつ期間をあけながら拡張をしてください。
18G→6Gにいきなり大きくするなど、無理な拡張は皮膚が裂けたり化膿や炎症の原因となります。
また、次のサイズに進むときは2週間~1ヶ月程度期間をあけるようにしてください。
これは先程お伝えしたように、ホールが完成してから行わなければいけないからです。
人によってはもっと期間をあけなければいけないこともありますので、自分の耳の様子をしっかり確認しながら進めてください。
拡張をする際には痛みが必ず伴ってきます。
また、場合によっては出血することも。
出血の主な原因としては、まだホールが完成していないのに次のサイズにしようとして無理に大きくすることです。
こういったときは一旦元のサイズに戻すようにしましょう。
もし様子がおかしいときは必ず病院を受診するようにしてください。
また、短期間ですぐに大きくしようとするのは危険ですので注意してくださいね。