自分で開けるへそピアスの開け方
▪へそピアスの開け方と種類
へそに開けるピアスのことを「ヘソピ」や「ネプル」もしくは「ナプル」と言います。
へその穴の上につけている人とへその下部分に付けている人がいます。
・上タイプ
へその穴の縁から上に向かってつけるタイプのへそピアスで、上部分をキャッチでとめて使われるのが一般的です。へその上にキャッチが見えるのでウエストの位置を少し高めに見せることができるのも特徴です。
・下タイプ
へその下縁にキャッチ、その下にジュエリーが見えるようにつけるタイプです。
ローライズのファッションにチラッと見える感じがおしゃれで人気が高まっています。
上タイプより開け方が若干通しにくいようです。そのため、ホールのケアやピアスの交換時が難しく、ホールが安定するのに時間がかかる場合が多いようです。
・チャーム・リングタイプ
耳につけるようにリングタイプはヘソピの中でも人気の高いタイプです。
バナナバーベルと同じようにホールが深いところを通っているため、皮膚に負担がかかりにくいのですが、リングタイプはつけたときに皮膚の表面に対して飛び出た形になります。
そのため、服の上で上から押さえつけられてしまいやすく、ホールが変形することがあります。
▪へそピアスの開け方
用意するものは、消毒液、マーキングマーカー、フォーセプツ(ピアス用のカンシ)、ニードルです。
(フォーセプツ)
ピアッシングする部分だけでなくへその周りの広い部分の皮膚と器具を消毒しておきます。
ニードルとピアスをとろ火で10分煮沸消毒するのもよいでしょう。
消毒したらへそを中心として自分のつけたい位置にマーキングします。
下に続く。。
開け方はマーキングした位置を鏡で確かめ、フォーセプツと呼ばれるピアス用のカンシでマーキングした皮膚を挟みます。
挟んだままの状態でニードルを使い一気に貫通させます。ニードルを刺した状態のままファーストピアスをニードルの後方に接続させます。
この状態でニードルを抜き取ることでファーストピアスが装着されます。
理想的なへそピアスは、上下まっすぐであり、十分深さがあること。ピアスホールの間隔がへその形に合っていること、位置が適切であることです。
へその中の方が貫通させたい方とまっすぐかニードルを当てて確認します。
▪へそピアスの注意点
よく動かす腹部につけるへそピアスの場合、動きによってピアスを付けている部分の皮膚に負担がかかりやすいのが特徴です。
開け方が上手くできても、ホールが完全に安定していない1~2年の間はキャッチが凸(オスタイプ)になっているものを選ぶのがよいでしょう。
▪へそピアスのトラブル
シャフトが通っている内部の状態が分かりにくいことと、ズボンやパンツなどが当たりやすい腹部周辺は着衣の締め付けや運動によってトラブルが起こりやすい部分でもあります。
衣服に引っ掛かりやすく何度も引っ張られてしまうとホールの内部が傷つき肉芽が出てきてしまうこともあります。
へそピアスもですが、ボディピアスは血管や神経を傷つけてしまう可能性もあり、重篤な感染症も報告されています。
病院で開ける場合は医学的知識とピアスに精通した病院で開けることが望ましいです。